• フォントサイズを大きくする
  • デフォルトフォントサイズ
  • フォントサイズを小さく

堀文乃さんの月の満ち欠けレシピ―2012春(米粉のパセリトーフニョッキetc.)

堀文乃

今回のお料理

●米粉のパセリトーフニョッキ

●ひじきの梅ごまダレサラダ

●ヨーグルトのマスカルポーネ風

4月は新しい環境や人との出会いの月。希望に胸が膨らむ一方、新たな環境への対応などで気付かぬうちにストレスを感じ、結果、体調不良を起こすことがままあります。
実際、体内のバランスを調整する自律神経の「交感神経」と「副交感神経」が入れ替わる時期に当たるため、春は不安定になりやすいのです。
 
 上弦(2011年4月11日)の月の頃から続いてきたポジティブなエネルギーは、満月(2011年4月18日)の時期に開花しますが、華やかな場所やたくさんの人と会って楽しく過ごせる半面、気分が高揚し、喜怒哀楽が激しくなる傾向にあります。できるだけ意識して深呼吸したり、温かいハーブティーなどを飲んで気持ちを安定させましょう。
そして香りのある野菜を豊富に取って心身をリラックスさせ、同時に細胞の酸化を防ぐ食生活を心がけ、冬の体から春の体に切り替わる時期を、上手に乗り切りましょう。

「パセリ」は、セリ科の一・二年草で、原産は地中海沿岸。紀元前から薬用や香辛料として栽培されてきた古い歴史を持ち、古代ギリシャでは各家庭の庭先に植えられ、食後に噛んで歯を磨いたり、口臭消しなど日常的に使われていたといわれています。日本には18世紀にオランダから伝来したため、別名「オランダゼリ」とも呼ばれています。葉の縮れていないものはイタリアンパセリと呼ばれています
成分に含まれる、カロテンやビタミンCが老化やがん予防に働きます。また、ビタミンKは血液凝固の働きがあり、鉄分が多いので貧血に効果があるといわれています。
刻んでから水にさらすと、薬効成分が流失してしまうので注意が必要です。カロテンは熱や油と相性がよいので、熱湯でさっとゆがいて香りを残すとおいしいです。

 春夏秋冬の四季を持つ日本では、季節ごとの太陽と大地のリズムが食べ物を生み出し、私たちの食卓を彩っていました。季節に生まれた食べ物は「旬のもの」と呼ばれ、市場に豊富に出回ります。「旬」の食べ物には生命力がみなぎっており、栄養価が最も高く、そして最も新鮮な時期です。
太陽の光や雨を浴び、風に吹かれて育った食材の一番多く収穫される時期が旬。ビタミンやミネラルなどの栄養分に溢れ、それを頂く私たちの体にも自然のエネルギーが入り込んでくるような力のある食べ物。免疫力を強化し、自然治癒力を高めてくれる食べ物。旬の食べ物を食べることは、季節を感じ生きること、自然と共存して生きていくことといえるのかも知れません。旬の食べ物を食卓に呼び戻しましょう。健康は自分で作るものなのですから。

米粉のパセリトーフニョッキ

■材料(4人分)

  • 米粉・・・1カップ
  • 豆腐・・・約50g
  • 塩・・・小さじ1
  • パセリ・・・20g
  • キャベツ・・・30g
  • 菜の花・・・15g
  • にんにく・・・5g
  • たかの爪・・・1本(お好みで)
  • オリーブ油・・・大さじ3
  • 塩・・・小さじ1
  • ピンクペッパー・・・少々


■作り方

  1. 【パセリトーフニョッキ】を作る。ボウルに米粉を入れて、少しずつ豆腐を入れてこねる。ここに、細かく刻んだパセリに塩を加えて、さらに種に混ぜひとつにまとめる。
  2. 熱湯に塩(分量外)を入れて、①を直径5cm程度の丸型にして中心をつぶし2~3分ゆで浮いてきたらザルに上げて湯切りする。さらに一口大に切ったキャベツ・3cm長さに切った菜の花を塩湯がきして、ザルに上げて湯切りする
  3. フライパンにオリーブ油を入れて、みじん切りのにんにくとたかの爪を弱火で香りが出るまで炒める。ここに、①のトーフニョッキと野菜類を炒め合せ、最後に塩で味を整え鍋肌から醤油を回し入れる。
  4. 器に③を盛りつけ、砕いたピンクペッパーをトッピングする。
クッキングのポイント

トーフニョッキのこね上げた時の固さは耳たぶ程度です。豆腐の分量は目安です。

ひじきの梅ごまダレサラダ

■材料(4人分)

  • ひじき(乾燥)・・・10g
  • 切干大根(乾燥)・・・10g
  • にんじん・・・10g
  • コーン缶・・・30g
  • 赤玉ねぎ・・・30g
  • スプラウト・・・30g


【梅ごまダレ】

  • 白ねりごま・・・大さじ3
  • 梅干し・・・1個
  • みそ・・・小さじ1


■作り方

  1. ひじきと切干大根は水で洗い、ザルにあげておく。にんじんは斜め千切り、赤玉ねぎは薄いスライスにして塩をひとつまみ振っておく。コーン缶は水気を切る。
  2. 【梅ごまダレ】を作る。ボウルに白ねりごま・梅干しの果肉を叩いたもの・みそを入れて混ぜ合わせ、水1/2カップ分を少しずつ入れてのばす。
  3. ①のひじき・野菜類と、②の【梅ごまダレ】を和える。最後にスプラウトを軽く混ぜる。
クッキングのポイント

乾物類はぬるま湯で戻すと、戻し時間が短縮できます。

ヨーグルトのマスカルポーネ風

■材料(作りやすい分量)

  • ヨーグルト・・・2カップ
  • バナナ・・・1本


■作り方

  1. ヨーグルトをふきんに包み、水道の蛇口などに一晩つるして水気を切る。
  2. 器に①を盛りつけて、スライスしたバナナをトッピングする。

Profile

堀 文乃(ほり あやの)

栄養士・料理研究家・厚生労働大臣認可 健康管理一般指導員。料理教室の企画運営。飲食店へのメニューのフードコーディネート。家庭料理・マクロビオティック・月の満ち欠け・食育レシピを基にした食のカウンセリグ「フードセラピー」で、体も心も元気にしてくれる毎日の食卓やレシピを提案。

2009年1月レシピ本監修「月の満ち欠けレシピ(VOICE出版)」
2010年10月号よりレシピ連載中「統合医療でがんに克つ(株式会社クリピュア発行)」

 

ログイン